麻雀

麻雀の初心者でも「呪文」で簡単に覚えられる点数計算方法

「麻雀は打てるし、役も知っているけれど、点数計算ができないんだよね。」という初心者・中級者の方はかなり多いのではないでしょうか。

点数計算ができるようになるには、「役(翻)」を全て覚えた上で、「符」を理解できないとできません。

「役(翻)」については、こちらの記事で覚えていただくとして、その先に待ち構えるのが、やっかいな「符(ふ)」です。

難しく感じる「符」ですが、実はアガリのたびに数える必要がないことを知っていましたか?

「符」は、アガリの形に応じて、ある程度、決まっているのです。

平和(ピンフ)と七対子(チートイツ)は符が決まている!?

符が決まっている役が2つあります。

それは「平和(ピンフ)」と「七対子(チートイツ)」です。

ピンフの出現率は21.5%、チートイツ系の出現率は2.4%)ですから、アガリの4分の1くらいは、符を考えなくていい訳です。

ピンフは、ツモの場合20符、ロンの場合30符。

チートイツの必ず50符(=25符2翻)になるのです。

ピンヅモを含むアガリの得点(20符)

「ピンフ(平和」と「ツモ(門前清自摸和)」が含まれるアガリ、いわゆる「ピンヅモ」は必ず20符になります。

ピンヅモのみの場合は、
子:ナシ(親700点/子400点)
親:ナナヒャクオール(700点ALL)

ピンヅモ以外に1翻が加わると、
子:ナナトーサン(親1300点/子700点)
親:イチサンオール(1300点ALL)

ピンヅモ以外に2翻が加わると、
子:イチサンニンロク(親2600点/子1300点)
親:ニンロクオール(2600点ALL)

ピンヅモ以外に3翻が加わると、「満貫(マンガン)」になります。
子:ニセンヨンセン(親4000点/子2000点)
親:ヨンセンオール(4000点ALL)

ピンヅモで覚えるべき20符の呪文

子:ナシ→ナナトーサン→イチサンニーロク
親:ナナヒャクオール→イチサンオール→ニンロクオール

「ピンヅモ」と良くからむ役は「リーチ」「一発」「タンヤオ」「ドラ」などです。

例えば、

「メンタンピンツモ(リーチ+タンヤオ+ピンフ+ツモ)」であれば、「ピンフ」と「ツモ」以外に2翻ありますから、子であれば「イチサンニンロク(親2600/子1300)」、親であれば「ニンロクオール(2600点ALL)」となるわけです。

ピンフを含む「ロン」の得点(30符)

「ピンフ」を含み他家からの捨て牌を「ロン」した場合は、30符になります。

ピンフのみの場合は、
子:センテン(1000点)
親:センゴヒャク(1500点)

ピンフ以外に1翻が加わると、
子:ニセン(2000点)
親:ニック(2900点)

ピンフ以外に2翻が加わると、
子:ザンク(3900点)
親:ゴッパー(5800点)

ピンフ以外に3翻が加わると、「満貫(マンガン)」になります。
子:ハッセン(8000点)
親:イチマンニセン(12000点)

ピンフ(ロン)で覚えるべき30符の呪文

子:セン→ニセン→ザンク
親:センゴヒャク→ニック→ゴッパー

「ピンフ」と良くからむ役は「リーチ」「一発」「タンヤオ」「ドラ」などです。

例えば、

「メンタンピン(リーチ+タンヤオ+ピンフ)」であれば、「ピンフ」以外に3翻ありますから、子であれば「ザンク(3900点)」、親であれば「ゴッパー(5800点)」となるわけです。

チートイツを含む得点(50符)

「七対子(チートイツ)」のアガリは50符になります。

チートイツのみ(ロン)の場合は、
子:イチロク(1600点)
親:ニーヨン(2400点)

チートイツ以外に1翻が加わると、
子:ザンニ(3200点)
※ツモチートイの場合は、イチロクハッピャク(親1600点・子800点)
親:ヨンパー(4800点)
※ツモチートイの場合は、イチロクオール(1600点オール)

チートイツ以外に2翻が加わると、
子:ロクヨン(6400点)
※ツモチートイ+1翻の場合は、イチロクザンニ(親3200点・子1600点)
親:クンロク(9600点)
※ツモチートイ+1翻の場合は、ザンニオール(3200点ALL)

チートイツ以外に3翻が加わると、「満貫(マンガン)」になります。
子:ハッセン(8000点)
※ツモチートイ+2翻の場合は、ニセンヨンセン(親4000点・子2000点)
親:イチマンニセン(12000点)
※ツモチートイ+2翻の場合は、ヨンセンオール(4000点ALL)

チートイツで覚えるべき50符の呪文

子:イチロク→ザンニ→ロクヨン
親:センゴヒャク→ニック→ゴッパー

「チートイツ」と良くからむ役は「リーチ」「ツモ」「ドラドラ」などです。
例えば、

「リーヅモチートイツ(リーチ+ツモ+チートイツ)」であれば、「チートイツ」以外に2翻ありますから、子であれば「イチロクザンニ(親3200点/子1600点)」、親であれば「ザンニオール(3200点ALL)」となるわけです。

また「チートイドラドラ」の場合も「チートイツ」以外に2翻ありますから、子であれば「ロクヨン(6400点)」、親であれば「クンロク(9600点L)」となるわけです。

ピンフとチートイツ以外は「符上がり」の有無を確認せよ

「平和(ピンフ)」や「七対子(チートイツ)」以外の上がりで3翻以下の場合は、符の計算が必要になります。

この時はアガリの形によって、何符あるのかをカウントする必要があります。
メンゼンのロンアガリ:+10符
ツモ:+2符
2-8牌のポン:+2符
2-8牌の暗刻:+4符
2-8牌のミンカン:+8符
2-8牌のアンカン:+16符
19字牌のポン:+4符
19字牌の暗刻:+8符
19字牌のミンカン:+16符
19字牌のアンカン:+32符
役牌の頭:+2符
待ち(両面・シャボ以外のすべて):+2符

この合計が10符以下なら前述の30符となります。

もし12~20符なら「符上がりの40符」となり、点数が30%程度上がります。

符アガリしない30符の得点

具体的には「鳴いたアガリ」のほとんどがこの30符になります。

ロンアガリの場合は、前述のピンフを含むロンの得点と同じです。

30符1翻
子ロン:センテン(1000点)
子ツモ:ゴミ(親500点・子300点)
親ロン:センゴヒャク(1500点)
親ツモ:ゴヒャクオール(500点ALL)

30符2翻
子ロン:ニセン(2000点)
子ツモ:ゴットー(親1000点・子500点)
親ロン:ニック(2900点)
親ツモ:センオール(1000点ALL)

30符3翻
子ロン:ザンク(3900点)
子ツモ:センニセン(親2000点・子1000点)
親ロン:センゴヒャク(1500点)
親ツモ:ゴヒャクオール(500点ALL)

符アガリ40符の得点

具体的には、「ピンフでないロンアガリ」「19字牌を2つ以上鳴いたアガリ」などが40符になりやすいです。

40符1翻
子ロン:イチサン(1300点)
子ツモ:ナシ(親700点・子400点)
親ロン:ニセン(2000点)
親ツモ:ナナヒャクオール(700点ALL)

40符2翻
子ロン:ニンロク(2600点)
子ツモ:ナナトーサン(親1300点・子700点)
親ロン:ザンク(3900点)
親ツモ:ニセンオール(2000点ALL)

40符3翻
子ロン:ゴーニー(5200点)
子ツモ:イチサンニンロク(親2600点・子1300点)
親ロン:チッチ(7700点)
親ツモ:ニンロクオール(2600点ALL)

符上がり40符の呪文

子:イチサン→ニンロク→ゴンニ
親:ニセン→ザンク→チッチ

 

2つ符アガリした50符は七対子(チートイツ)と同じ得点

符の合計が22符以上30符以下の場合は、50符となり2段階の符アガリをします。

具体的には、2-8の数牌を暗刻(アンカン)したタンヤオでロンアガリした場合などが考えられます。

この場合は、前述のチートイツと同様の得点となります。

60符・70符は殆どでない

符は100符を超えることも現実にはあるのですが、こういった高い符の場合は、暗槓(アンカン)によるドラや、三暗刻・トイトイなどの役による、満貫以上になってしまうことが多く、実践ではほとんどでてきません。

あっても、60符・70符というところまででしょう。

60符は30符の1翻アップと覚えておけば大丈夫。

70符は覚えるしかないのですが、子の「ニーサンシーゴ(2300点→4500点→満貫)」、親の「サンヨンロクハチ(3400点→6800点→満貫)」という呪文だけ覚えておけば大丈夫です。

ちなみに80符は40符の1翻アップ、90符は30符の2翻アップ、100符は50符の1翻アップですから、このページの内容を全て理解していれば、万が一遭遇しても点数計算ができるはずです。

満貫以上は「符」は関係ない

アガった役の合計「翻」数が5翻以上(ピンフを含まなアガリの場合は4翻以上)、もう「符」は関係ありません。

アガった役の合計「翻」数が6翻あれば、「跳満(親18000点-6000点ALL/子12000点-親6000点・子3000点)」、

8翻あれば「倍満(親24000点-8000点ALL/子16000点-親8000点・子4000点)」、

11翻あれば「三倍満(親36000点-12000点ALL/子24000点-親12000点・子6000点)」、

13翻以上あれば「役満(親48000点-16000点ALL/子32000点-親16000点・子8000点)」となるのです。